東京都立大学ヘルスプロモーションサイエンス学域
東京都立大学 ヘルスプロモーションサイエンス学域

大学院_学位記授与式

2020年3月24日
学域長の樋口です。
 
3月21日に,大学院修了生に対する学位記授与式が行われました。今年度は卒業式・修了式が中止となったため,最も小さな単位(ヘルスプロモーションサイエンス学域)での学位記授与式が行われました。保護者・ご家族の方にご参加いただけない形での式となり,大変心苦しく思っています。何年かしたら,「あの時は大変だったよね」と,みんなで笑って思い出したいなと思います。

本学域からは6名の修士院生が修士(健康科学)の学位を取得しました。
 
野口隆太郎「リハビリ入院中の脳卒中片麻痺者における行為能力の認識誤差に関する研究:座位ファンクショナルリーチを用いた検討」
 
井上隼「障害物Timed Up and Go Testを用いた予期的歩行調整方略の分析」
 
内田沙綺「新規マイオカイン候補分子「インスリン」をノックアウトした骨格筋細胞株の作製および解析」
 
梅森拓磨「特発性正常圧水頭症患者における両手の協応性運動障害の研究」
 
小野澤貴将「野球熟練者のタイミング修正能力の解明 -打撃場面を模したバーチャルリアリティ環境からの検討」
 
劉伊然「運動が向社会的行動に及ぼす影響とオキシトシン神経の関与」
 
 
今後皆さんが大学院で学んだことを,様々な形で生かしてくれることを,教員一同心から期待するとともに,そのご活躍を応援したいと思います。
 
本学は4月より大学名が東京都立大学に変更となり,新たなスタートを切ります。今後ともご支援のほどよろしくお願いします。
 
 
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古市先生 留学報告会

2020年1月20日

2020年1月8日に「遥かなるサンディエゴ ~若き?筋科学者の奮闘報告会~」のタイトルで留学の帰国報告会がありました。古市先生は半年間のサバティカル制度を利用し、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)に留学されておりました。

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留学の受入研究室は、幹細胞を研究対象とするReya Labでした。研究室選択の理由は、自身の専門分野と少し異なる領域であること、NatureやScienceなどのハイインパクトのジャーナルへの掲載を目指す研究室であること、そして家族が安心して生活できる場所であることなど、研究と生活の両方の希望を満たす条件で探されていたようです。

プレゼンでは、古市先生の日々の研究活動や、ご家族との生活についてフォーカスされておりました。研究結果に一喜一憂されながらタフな活動を行っていたことや、研究室のスタッフとのコミュニケーションに苦戦されたというお話が印象的でした。特に、帰国パーティの直前まで研究ミーティングをされていたという話題は、海外での研究活動の大変さが垣間見えた瞬間でした。現在では、留学先での研究成果の論文化を進められているとのことで、短期間で成果を出されようとする姿に感銘を受けました。

海外での研究活動や生活など「海外留学のリアルな実体験」を伝えて頂くことは、今後留学を目指す院生や教員にとって貴重な情報提供となります。海外留学は日常から離れた異体験をできるだけでなく、スピード感のある研究活動において精神的なタフさが求められる機会を体験をすることができます。こうした実体験報告は、今後本学域の学生・教員にとって多くの波及効果を与えてくれるものと思われます。

福原和伸



副専攻特別研究発表会

2019年12月 6日
副専攻教務を担当しております准教授の眞鍋です。
 
ヘルスプロモーションサイエンス学域では、学部学生に健康について幅広く正しい知識を持っていただきたく、副専攻コースを提供しております(ウェブサイト:http://www.comp.tmu.ac.jp/fukusenkou/index.html)。先日、副専攻コースで特別研究を行った学生の発表会が開催されました。発表会は、副専攻コースの総仕上げとして特別研究を1年間行い、その研究成果をポスター1枚にまとめて発表する形式です。今年は12名の発表があり、主専攻の授業や実験実習が忙しい中、副専攻研究にも挑戦し、その成果をしっかりとまとめていました。発表の90分間は、途切れることなく質問が出て、大変盛況な発表会となりました。今後、副専攻コースを取得しようと考えている学生さんへの大変良い刺激になったかと思います。
皆さまお疲れさまでした。
 
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ボッチャ体験教室

2019年12月 2日

荒川スポーツ振興プロジェクトは、首都大学東京・教育改革推進事業(首都大版GP)の支援を受け、実施しています。

 

こんにちは!助教の福原です。

2019年10月23日(水)、30日(水)の2日間にわたり,昨年度に引き続き本学荒川キャンパスにてボッチャ体験教室を開催しました。

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1日目は基礎技術を, 2日目はより競技の特徴を理解するため,ゲームで使える応用技術を学びました。本年度も杏林大学の学生さんが講師となって,本学の荒川キャンパスの学生さんを対象に指導していただきました。

ボッチャの投擲スキルは非常に繊細な運動感覚が必要となります。腕の動かし方,回転のかけ方,そして戦略的な考え方,なかなか奥深いものでした。パラスポーツに興味がある方々が集まり,スポーツのひとつとして純粋に楽しむことができました。

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パラスポーツを体験し・体感し,そして実際に楽しむことは,医療従事者としてこうした領域に貢献する上で重要な経験です。単にパラスポーツを楽しむだけではなく,どうすれば楽しめるのかを学べた今回の機会は,受講者の有益な学習機会になったと思います。

また11月にパラバドも開催されましたので,後日ご報告いたします。

 

福原和伸

 



避難所生活では「生活不活発病」にご注意を

2019年10月15日

准教授の西島です。

 

今回の台風19号で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。一日も早く日常生活が取り戻せることを、心より願っております。私が住む日野市でも浅川と多摩川が氾濫する一歩手前となり、不安な夜を過ごしました。自然災害は他人事ではないことを本当に痛感しています。

 

表題にあります通り、避難所生活では「生活不活発病」にくれぐれもご注意ください。特に、高齢者や持病のある方は要注意です。注意しないと、いつの間にか、身体機能が低下するだけでなく、うつなどメンタルヘルスも悪化してしまいます。

 

避難所は十分なスペースがなく「動きにくい」環境であることから、無意識に「動かない」という決断をしてしまいます。また、「周囲に迷惑をかけたくない」という遠慮の気持ちも、この「動かない」という決断に拍車をかけます。そして「動かない」生活をしばらく続けると、特に高齢者ではいつの間にか「動けなく」なってしまいます。これが避難所生活で身体機能やメンタルヘルスが悪化する大きな原因となります。

 

「動きにくい」⇒「動かない」⇒「動けない」

この負の連鎖を断ち切ることが、「生活不活発病」を防ぐために重要となります。

 

「トイレに何度も行くと迷惑だから」という理由で水分の摂取を控えることも止めましょう。2016年の熊本地震の際にも話題になりましたが、水分を十分に摂らず、さらに動かないでいることは、エコノミークラス症候群(急性肺血栓閉塞症)のリスクにもなります。むしろ、トイレに何度も行くことは生活不活発病の予防にもなる、と考えてください。

 

生活不活発病については、こちらの厚生労働省によるパンフレットもご活用ください。「チェックリスト」もあります。生活不活発病は、本人の意識と周囲の方々のちょっとした気遣いで、防ぐことができるはずです。

 

今回の災害の復興まで、地域によっては数カ月以上かかってしまうこともあるかと思います。もう少し被災地の現状が落ち着けば、東日本大震災の時のようにアスリートの方々が被災地に応援に向かうこともあるかもしれません。この時アスリートは、「こんな時にスポーツなんて・・・」と批判されることを想像しながらも、居ても立っても居られず被災地に向かったそうです。「被災地でスポーツ」。今はそんな余裕はないかもしれませんが、是非そうなった際には、自治体の方々は快く受け入れてください。きっと、被災者の皆様に笑顔が戻るきっかけになるはずです。

 

首都大学東京

西島 壮

 

 

 

 

 



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