首都大学東京ヘルスプロモーションサイエンス学域
首都大学東京 ヘルスプロモーションサイエンス学域

ヘルプロFDセミナーが開催されました

2018年10月 4日
こんにちは!
文武両道は学生時代の憧れではないでしょうか?
 
首都大の身体運動演習では、体力測定、認知テスト、そして運動実習で、文武両道を目指すあなたをサポートします!という取り組みが今年度から始まりました。先日9月27日に行われたFDセミナーでは、新プログラムの導入に協力していただいた紙上敬太先生(筑波大学)に体力と認知機能の関係を、石原暢先生(玉川大学)に、今年度導入した新体力測定と認知テストの結果をご講演いただきました。
 
子供や高齢者では、フランカーテスト、N-backテスト、スイッチ課題等の認知機能テストを用いて、有酸素運動能力とそれらのスコアが有意な正の相関が認められることが明らかとなっているそうです。ここで注目されているのは、学習に関係のある実行機能というものです。詳しく言うと、抑制、作業記憶、認知的柔軟性という認知機能です。
説明を聞いていると、
センター試験の四択で、わかってるのに焦って引っかけ選択肢に引っ掛かる、
記述問題で、あれ?さっきも同じようなこと論じた、
中学英語でも日本語と同じように喋れずに困る、
そんなヒヤリハット記憶が脳裏に浮かびました。
図1.jpg
 
そんなことが、自転車こぎで測るような有酸素運動能力と関連しているなんて!
これは首都大の身体運動演習を取るしかありません。
図2.jpg
石原先生には、今年度前期の体力測定結果とフランカーテスト、N-backテストの結果との関係を報告していただきました。首都大生の握力や長座体前屈のスコアは、これらの認知テストの結果と正の相関があったようです。
 
冗談はさておき、ほとんどシーリングに近い大学生の認知機能と体力との関係が、首都大で明らかになろうとしています!この謎について、FDセミナーでは先生方の専門領域の違いを越えて様々な意見や質問が飛び交いました。まさに学際的。日頃の先生方の協力体制が顕著に現れた時間となりました。

井村・福原