首都大学東京ヘルスプロモーションサイエンス学域
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【2019年度第一弾事業】新入学生のためのヘルスナビゲーション

2019年4月12日

こんにちは.助教の井村です.

先日アナウンスしました,教育改革推進事業2019年度第一弾の講演会が終わりました.

「新入学生のためのヘルスナビゲーション」と題し,新一年生を対象に,大学四年間を健やかに過ごすための知識や,そのための工夫としてのスポーツへの取り組みなどを講演しました.
まずトップバッターは,ヘルプロの西島准教授から「心身の健康とスポーツ」について.

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不活動でいることは死亡リスクを高める!運動は続かないけれど,スポーツは続けやすい.大学に入って,スポーツに取り組んでみようと思えるようなお話をいただきました.自宅生はどのくらい?運動部に入ろうと思っている人は?など,その場でアンケートを取り,それを受けて論を進めていただき,参加型の講演となりました.
次は,第14代体育会本部実行委員長の長野由佳さんから「運動部所属学生のライフスタイルについて」

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首都大はスポーツ施設が充実しています.大学でスポーツをやるなら,運動部!ということで,運動部所属学生の一日の生活時間をお話ししていただきました.まだまだ新歓が始まる前の時期で,先輩方からそういった話を聞くことがなかった一年生は,大学生活の様子を想像しながら熱心に聞いていました!
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最後は,第15代(今年度)体育会本部実行委員長の三上航さんから「運動部に所属する意義」について.

三上さん自身が水泳を始めたきっかけや大学で水泳に取り組んで得た,ターニングポイントをお話ししてもらいました.速いタイムを出すために,がむしゃらに練習していたけれど,大学生になってふと「合理的な泳ぎ方」を考えるようになった.それから,水泳に取り組む姿勢も変わり,その他の活動に対しても違った視点から物事を捉えられるようになったそうです.

4月5日という,入学したての一年生は若干気圧された感じもありましたが,興味深そうに聞いていました.来年度もぜひ取り組んでいきたいです!



【講演会開催】新入学生のためのヘルスナビゲーション

2019年4月 4日

2019年度も教育改革推進事業(正課外)が採択され,学内スポーツ振興の活動をスタートすることができました.引き続きよろしくお願いいたします.

最初のイベントは…新入生向けの講演会です.

ご入学おめでとうございます!

受験明けで身体が錆ついていませんか?

大学生活は快活な心と身体が資本です.毎日を活き活きと過ごすために,

本学教員と現役学生が,健康や生活習慣,スポーツとの関り方をレクチャーします.

4/5(金)14:40-15:40,18:00-19:00 1号館240でお待ちしております!(15:40-,18:00-いずれの回も同じ内容)

<内容>

①健康とスポーツ(演者:ヘルプロ教員(西島先生))

大学生活で経験しやすい生活習慣の乱れや、飲酒、喫煙、薬物等の健康への影響についてをお話しいただきます。

大学四年間を、社会人としての生活スタイルを確立するための準備期間であることを認識し、豊かな大学生活を送るために取り入れられる工夫の一つとして,スポーツについてもお話しいただきます。

②大学でのスポーツとの関わり(演者:第15代首都大学東京体育会本部委員長 三上航,第14代首都大学東京体育会本部委員長 長野由佳)

1)運動部所属学生のライフスタイル:長野由佳さんより  首都大学生のライフスタイルについてお話しいただきます.大学でスポーツをやるのは大変?バイトは?旅行は?留学は?現役学生のライフスタイルを紹介します.

2)大学スポーツをやる意義とは:三上航さんより  大学でスポーツに打ち込むと見えてくるものとは?スポーツを行う意義について,三上さんよりお話しいただきます.

③質疑応答  

お話を聞いて,疑問に思ったこと,興味を持ったこと色々質問してみましょう!

お待ちしています.(井村)

 


 



車いすバスケットボール体験講習会&ゆるスポーツ体験会

2019年3月12日

荒川スポーツ振興プロジェクトは、首都大学東京・教育改革推進事業(首都大版GP)の支援を受け、実施しています。

 

こんにちは!助教の福原です。

パラスポーツ体験イベントの第2段!として,

2月27日(水),本学荒川キャンパスにて「車いすバスケットボール体験講習会&ゆるスポーツ体験会」が開催されました。荒川キャンパスに所属する学生さんが参加くださり大盛況でした。以下,当日の様子をご報告いたします。

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【車いすバスケットボールを体験してみよう!】

午前は,埼玉ライオンズの方々をお迎えし「車いすバスケットボール」を体験しました。選手やコーチとして活躍されている5名のエキスパートの方々が,競技用車いすの操作法や練習法等をご指導くださいました。テレビやイベントでしか見たことのない車いすバスケを実際にプレーすることで,車いす操作の難しさだけでなく,そのスポーツ本来の楽しさを体感する教育的機会を提供することが目的でした。

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参加者の殆どが理学療法学科の学生さんでした。そのコメントの多くは,「障がいを持っていても,健常者以上の運動能力が必要なこと」や,「身体の一部のように車いすを扱っていること」に新たな驚きや発見があったようです。加えて,医療従事者を目指す学生さんにとっては,身体部位の切断や脊髄損傷などの障がいがある講師の方々と触れ合うことがとても刺激的であり,未来の医療現場で「自分が何をできるのか」を考えるよい学びの場となりました。

 

【ゾンビサッカーを体験!?】

午後は,本学学生が主体となり「ゆるスポーツ」のひとつである「ゾンビサッカー」を体験しました。ゾンビサッカーは,ブラインドサッカー(ボールの音のみを頼りにサッカーをする)をゆるくしたスポーツです。詳細は以下(世界ゆるスポーツ協会webサイト:https://yurusports.com/sports/zombiesoccer)をご参照ください。

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すべての運営は学生スタッフが主体となり,「皆が気軽に、楽しく身体を動かせるもの」を目指し,私たちがこれまで経験したことのない新しい企画を提供してくれました。この体験会は,教員主導のイベントを受身的に体験するのではなく、学生が主体となりイベントを開催することに教育的意義があります。

人間チームは視覚情報が使えるフリーな状態ですが,ゾンビチームはマスクを被り視覚が遮断され,ボールや鈴の音だけを頼りに動く必要があります。参加者のコメントの多くは,「目が見えないことの怖さ」「視覚情報が使えないと意外に疲れる」といったものがあり、身体を動かすことでしか分からない「視覚のない世界」に触れる貴重な機会になりました。また参加者の殆どが「とても楽しかった」「楽しかった」と報告しており,企画・運営を進めてくれた学生チームの頑張りが,参加者に伝わったようです。

 

【荒川スポーツ振興プロジェクトの総括】

本プロジェクトでは,パラスポーツの体験イベントに加え,荒川キャンパスにおけるスポーツ(パラスポーツ)への意識調査も行っています。学生スタッフの報告によると,「荒川キャンパス所属の学生の多くは,運動(スポーツ)に対する意識は高いが,こうした時間を避ける時間や機会を設ける“余裕”がない」ということがわかりました。

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その主たる理由は,「運動(スポーツ)はしたいけど、テストがあって難しい」というものでした。

その結果,南大沢キャンパスにいた頃に比べて,運動する機会が減った」,「サークル活動が活発ではないなど,自らが置かれた環境や勉学の状況によって,運動(スポーツ)する機会が大幅に減ってしまったようです。また学科間でもっと交流があってほしいという意見があることから,運動(スポーツ)をするイベントを通して学生生活の充実化を図りたいという希望があることも分かりました。

多くの医学的知識を学ぶことは,荒川キャンパスの学生にとっては必須です。しかしアンケート結果や,実際に彼らと一緒に身体を動かした経緯からも,運動(スポーツ)を通して「身体を動かすことの大切さ」や「コミュニケーションの充実度」を高める学習機会が必要であるように感じました。将来的に,学生が主体となり,忙しいスケジュールを調整しつつも,継続的に運動(スポーツ)をする時間や機会を設けることが,今後の課題であると思われます。

 

本年度の荒川スポーツ振興プロジェクトは,今回で終了となります。次年度以降,このプロジェクトにサポートして頂くことができれば継続して続けていきたいと思っております。最後に,講師としてご指導くださった車いすバスケットボールの講師の皆さん,そして荒川スポーツ振興プロジェクトをサポートしてくれた学生スタッフに心から感謝申し上げます。

文責:福原和伸



テーピング講習会の開催

2019年1月14日
体育会活性化プロジェクトのイベント報告です。
 
今回は「テーピング講習会」が開催されました。運動中にケガはつきもの。体育会部活動では、普段からケガの予防や再発防止にテーピングをしますが、学生は自分の巻き方に自信を持っていないようでした。やはり確かな技術と知識を学ぶことが必要だと考え、同じ悩みを抱える部活動に声をかけ講習会が企画されました。
 
講師は八王子スポーツ整形外科メディカルフィットネス部門アスレティックトレーナーの稲川祥史さん。学生の要望に応え、忙しい合間をぬって首都大までお越し下さいました。今回は手首と足首のテーピングの巻き方を、非常に丁寧に教えて頂きました。テクニカルな説明だけでなく、なぜそこに巻くのかという理由を詳しく教えて頂けたので、参加者は深く理解できていました。
 
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今回の企画は硬式テニス部メンバーの発案でした。部活動の中で抱える問題について、個人あるいは一つの団体だけで取り組むのではなく、首都大体育会として扱うことを提案してくれました。
企画にあたり、部活の間で意見交換する機会が生まれただけでなく、首都大として協力し合う体制が育まれたように感じます。
 
実りの多いイベントとなりました!
 
古市泰郎


ボッチャ体験教室:パラスポーツを体験してみよう!

2018年12月10日

ボッチャ体験教室は、首都大学東京・教育改革推進事業(首都大版GP)の支援を受け、実施しています。

 

こんにちは!助教の福原です。

「パラスポーツを体験してみよう!」ということで、荒川スポーツ振興プロジェクトの一環として「ボッチャ体験教室」が,12月5日(水)荒川キャンパスの体育館にて開催されました。ボッチャ公認審判員の資格をもつ杏林大学の理学療法学科の学生さん5名が,わかりやすく丁寧に指導をしてくれました。当日は,本学の荒川キャンパスで医療従事者を目指す25名の学生さんが参加し,大盛況でした。

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ボッチャは,重度の脳性麻痺や四肢の機能的障がいを抱える方々のために考案されたスポーツ競技です。

白いジャックボールに,青と赤のボールを投げたり,転がしたり,当てたりすることで,いかに近づけるかを競います。ジャックボールの前にある対戦チームのボールをさけるなど,繊細な投球感覚や距離感覚が求められる高度な専門的スキルが求められます。実際に私もプレーをしてみましたが,その難しさや面白さを経験することで,ボッチャがパラリンピックの正式種目として採用されていることに納得のいくものでした。

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今回,企画立案・運営,講師,そして受講者のすべてが学生さんでした。特に講師が受講者と同じ医療従事者を目指す学生さんであったこともあり,その受講者の多くは親近感を感じながら指導を受けることができたようです。

受講後のコメントには,「とにかく楽しかった」,「同じ学生でも違う考えを持つことに驚いた」,「パラスポーツを理解できたよかった」など,パラスポーツを通して新たな発見や刺激を得ることができたようです。また受講者のほとんどは「パラスポーツに関する関心が以前よりも高まった」と回答されており,今回のイベントの学習機会の提供による教育的効果が見られように思われます。

荒川キャンパスで医療従事者を目指す学生さんにとっては,医療の専門的知識に加え,運動やスポーツを通して「身体を動かすことの大切さ」を知ることが重要になります。今回の体験教室は,まさにこうした意図を伝えるための企画です。この趣旨に賛同してくれた荒川にいる学生有志が,忙しい時間を割いて企画・運営に尽力してくれました。ここに感謝の意を表したいと思います。

次回は2月に「車いすバスケ体験教室」を開催する予定です。次回はどういった展開になるのか,今から楽しみです。

 

文責:福原和伸



学生による年度内リーダーズ研修会

2018年10月20日

助教の井村です.

今年度から始まった「体育会活性化プロジェクト」では,8月にその第一弾となる「スポーツによる私の価値(勝ち)を考える」講演会が開かれました.その中で集まった学生の中から,「自分たちの手で首都大の運動部を盛り上げていこう!」という活動「体育会活性化プロジェクト(TMU Athlete Promotion; TAP)が発足しました.
 部活にはそれぞれ悩みや課題があります.資金繰りの問題,部員のモチベーションの問題,新入生勧誘から継続の課題….これらは果たして各部固有の問題でしょうか?学生同士で話し合った結果,確かに各部活特有の問題はあるけれども,首都大体育会という大きなつながりを有効利用できていないのではないか…?ということに至りました.そこで学生の中から初めて実行された企画が,「年度内リーダーズ研修会」です.リーダーズ研修会は,通常2月に新年度主務の学生を集め,安全面や組織運営について学ぶ会であり,一年に一回の開催でした.しかし8月の講演会を経てTAPメンバーが「年度初めだけでなく,横のつながりに気づいた今こそ,首都大体育会運動部を盛り上げてく方針を共有したい」と考え,開催に至りました.
10月15日16:30‐18:00.授業でもないのに,1号館110教室には100人ほどの運動部学生が集まり,TAPメンバーの発足と活動方針の発表,グループディスカッションがなされました.

「体育会をアピールする,部活動の意義とは」

「各部で行っている取り組みを共有する」

「魅力的な組織づくりとは」

 学生の皆さんは,部活で取り組んでいるときのように熱心に参加してくれました.ここで教員の立場から感じたこと…それは,「義務感はないのだけれど,体育会だからこそ繋がりたい」といったメッセージでした.確かに各部活がスタンドアローンで円滑な運営をしていくことは可能かもしれません.でも学生の皆さんは,横のつながりを求めることで,良い意味でちょっとした”遊び”の要素の必要性も感じているのではないかと.
私はそこに,首都大体育会運動部の良さを見出しました.運動部だから競技力向上を目指して頑張るのはもちろん.だけれど,その過程では「仲間の存在」が実は大事なのでないのかということを,運動部の学生は本能的に理解していると感じました.おそらく,自分の部活ですでにその意識が根付いているのでしょう.だからこそ,部活を超えて輪を広げ,頑張る力を強固なものにしたいと感じたのではないでしょうか.

長く熱く書きすぎました.

最後は研修会の写真で締めくくります.

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体育会活性化プロジェクトの開始

2018年8月20日
助教の古市です。
 
スポーツをすると、楽しいし、仲間が増えるし、健康にも良い。
大学の部活動はスポーツを思い切り楽しめる貴重な機会で、高校までとは違って学生が主体だから組織運営のノウハウも身につき、その経験は社会に出てからきっと役に立つ。
そのことを首都大の学生にもっと知ってもらいたい!
 
そのために、体育会運動部を盛り上げる活動を開始しよう。
学生に話を聞いてみると、学業やアルバイト、就職活動など様々な理由で、たとえ入部しても途中で退部してしまう学生が多いことが分かった。
気持ちは分かる。でも、大学部活に所属する意義をもう一度考えてほしい。
 
ということで、本日、HPSではアスリートのキャリア支援を行っているNPO法人 Shape the Dream にお願いし、首都大体育会学生に対して講演(Shape)をして頂くことになりました。
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頂いたテーマは「スポーツとわたしの価値(勝ち)を考える」
 
前半は、Shape the dream代表理事の白木栄次さん。
まずは少し緊張気味の学生をアイスブレークでほぐしてから、皆はなぜ体育会部活動に入部したのか?なぜ続けるのか?を考えさせ、部活動をやる意義のマインドセットをして頂きました。自分の部活の価値観や信念(WHY)を話し合うことが大切だと話されていました。
 
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私は知らなかったのですが、人はWHAT(なにを)ではなく、WHY(なぜ)に動かされるそうです。
だから何かを伝えるときは、
 WHAT(なにを)→HOW(どのように)→WHY(なぜ) 
ではなく、
 WHY(なぜ) →HOW(どのように)→ WHAT(なにを)
と話すのが良いそうです。
(私はいつもWHATから話してしまいますが、この記事の冒頭はWHYから書いてみました)
 
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後半は、大学時代にライフセービング部を創設したという、森山 瞳さん。
自ら組織を作り、それをマネージメントされた経験談は、部の運営に悩む学生にとって目から鱗でした。
創部当時のメンバーの多くはすぐに辞めてしまったものの、そこから部を立て直し、森山さんが卒業された後も部はしっかりと存続しています。リーダーとして後輩を育成し、競技力の向上のために部の目標を明確にさせた、それぞれのプロセスは大変勉強になりました。
 
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講演後は学生からいくつも質問が続き、大変貴重な機会となりました。
 
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今後は、課題ごとにグループを作り、それぞれの問題解決に向けて活動を開始していきます!
首都大生の力に期待しましょう!
 
 
なお、この取り組みは、首都大学東京・教育改革推進事業(首都大版GP)の支援を受け、実施しています。
 
古市泰郎


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